ミッフィーは小さなうさぎの女の子。オランダの絵本作家・グラフィックデザイナーのディック・ブルーナさんが描いた絵本の主人公です。 正直で純真で勇気があり、いつも新しいことに興味津々なミッフィーと、家族やおともだちが繰り広げるあたたかい物語は、世界中の人々に愛され続けています。
ブルーナさん一家がオランダ北部のエグモント・アーン・ゼーという海辺の町で休暇を過ごしたときのこと。 海岸付近に野うさぎが走りまわっているのを見たブルーナさんは、まだ小さかった長男のシルクさんにうさぎのお話を語って聞かせました。 そのお話がもととなり、1955年6月21日、ミッフィーの絵本が誕生しました。
ミッフィーは、絵本の読者とおなじくらいの年齢、0才から6才くらいの女の子です。ミッフィー誕生のお話もあれば、学校にいったり、おねえさんになるお話も。描かれる年齢は、絵本のお話によって変わりますがミッフィーは永遠に子どもです。
ミッフィーは、ふるさとオランダでは「ナインチェ」と呼ばれています。オランダ語で「うさちゃん」といった意味です。絵本が英語訳されたときに「ミッフィー」、日本語訳では「うさこちゃん」と名付けられました。