「miffy café tokyo」がオープンします
日記いよいよ明日11月11日(土)。
うさぎの耳が並ぶような1111の日、東京・代官山に「miffy café tokyo」がグランドオープンします。
カフェの場所は、東急東横線 代官山駅すぐ。
中央口の改札を出て、おいしい香りに導かれて、スキップで30秒です。
大きなミッフィーが、みなさんをお出迎えします。
カメの上から失礼します。
いっしょに、写真撮りましょうね。
オープンに先駆けて開催された内覧会には、カフェのロゴや内装デザインを手掛けた、佐藤可士和さんがご来場になりました。
ミッフィーと佐藤可士和さん。
意外な組み合わせだと思う方もいらっしゃるでしょうか。
実は佐藤さん、ブルーナの絵本に大きな影響を受けたと言います。
「幼い頃ミッフィーに出会っていなければ、デザイナーになっていなかったかもしれません」とおっしゃるほど。
今回のカフェをデザインするにあたって、佐藤さんは何度も現地へ足を運んで、実際の空間を見ながら検討を重ねたそう。
やっぱり。きりっとシンプルな表現の裏には、膨大な手間と時間が隠されているものですね。
100枚ものスケッチを繰り返して、これだ!という線を導きだしたブルーナさんのように。
今では、さまざまなグッズやイベントでも親しまれているミッフィーですが、元々は絵本に登場する主人公です。
オリジンを知ってもらいたいということで、miffy café tokyoは、ミッフィーの「絵本」をテーマに。
さらに、数ある絵本の中でも1963年に出版された初期の4冊の絵本をモチーフに、世界観が作られています。
表紙をご覧になってお分かりになるとおり、この頃のミッフィーはお耳の先がとがっています。(ちなみに、後期の絵本ではお耳の先が丸いのですよ)
miffy café tokyoでは、内装からお料理、グッズに至るまで、みんなみんなお耳のとがったミッフィーです。
みてみて、このフィナンシェだって、お耳がきれいにピンととんがっているでしょう?
内覧会にお越しいただいた姉妹のお客さまが、
「子どもの頃、まさにこのミッフィーの絵本を読み聞かせしてもらっていました。ね?」「ね。」とお話してくれました。
耳先のとがったこの頃のミッフィーに、小さい頃のあたたかな記憶が呼び起こされる方も多いのではと思います。
さて、店内でひときわ目をひくのがこちらのカウンター。
このつやつや感。あざやかなブルーナレッド。
何かに似ているぞと、思っていたら、
ブルーナ絵本の背表紙をモチーフにしたのだそうです。
1963年、ブルーナさんが描きデザインした絵本が、
60年の時を経て、そのままカフェの空間に。
ブルーナ絵本の新たな味わい方を教えていただいたようで、うれしくなりました。
佐藤可士和さんが「ブルーナさんへの最大限のリスペクトを込めて」手掛けたmiffy café tokyo。
携わったたくさんの方々のミッフィーやブルーナさんへの思いが、ていねいに形づくられ、あたたかいお店ができました。
そうそう、グッズのこともまた今度お話させてくださいね。こちらもとてもかわいいので。
ミッフィーの絵本のような、コンパクトなサイズのお店ですので、
どうぞ事前予約のうえご来店くださいね。
詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
miffy café tokyo
https://miffy-cafe-tokyo.jp/
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