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【ミッフィーとオランダの旅】
第1話 花咲くキューケンホフ公園
第2話 アムステルダムのいろどり
第3話 ユトレヒトでミュージアムを巡る
第4話　ユトレヒトの街に残る足あと
最終話　旅の余韻

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ずいぶんとゆっくりペースになってしまいましたが、
これまで4回にわたってお送りしてきました【ミッフィーとオランダの旅】も、今回が最終話。

オランダから出国する日は、名残り惜しく。
スキポール空港でも、オランダを離れる最後の最後まで、ミッフィーグッズを探し求めておりました。

帰りの飛行機はシャルル・ド・ゴール空港経由でしたので、少しパリに寄り道を。

ブルーナさんは20才の頃、パリの出版社で修行をしていたことがあります。
この街で若きブルーナさんは美術館やギャラリーを巡り、パリの景色をたくさんの絵におさめました。
この頃のパリでの経験が、後のブルーナさんに少なからず影響を与えたのでしょうね。

高いところに登って、ミッフィーにも景色を見せてあげました。
ごらん、これがパリの街だよ。

うんうん、そうだね。

旅の終わりというのは、複雑な気持ちになるものですね。
おうちに帰れる安堵感と、終わってしまうさみしさと。
まぜまぜな気持ちをしっかり味わいながら、長い帰路へとつきます。

薄暗い機内で、スマホのアルバムを見返しますと、
色とりどりの花々、広く青い空と運河、どこまでも水平に続く緑の大地。

ブルーナ絵本のような世界が広がっておりました。

歴史ある美しい建物にもたくさん出会いました。

あ、アムステルダムの王宮は、ミッフィーが女王様になる絵本『queen miffy』のお城に似ているね。

 

帰ってきてからブルーナ絵本を開くと、やっぱり。なるほど。
オランダの景色、オランダの建物です。

 

建物といえば、素敵な窓も、たくさん写真におさめました。
ブルーナ絵本に出てくるような窓があちこちに。

 

 

窓は、ブルーナさんが好んで描いたモチーフ。絵本にも多く登場します。

滞在中は、おいしいものも、たくさんいただきました。
これは、オランダ料理のトマトスープ。
絵本の中でボリスが飲んでいたトマトスープもこんな味かな。

オランダの市場には、いろとりどりの新鮮な果物がたくさん並んでいました。
そうそう、病気になったポピーさんのために、グランティは市場でオレンジを買って、ジュースを作ってあげたよね。
新鮮なオレンジを使った、おいしいジュースだったんだろうな。

 

パンに添えられたバターが、ミッフィーの口元のようにバッテンだったのは、きっと偶然ですけれど。
これはこれで、ひとはしゃぎ。

 

といったぐあいに、
今回の旅は、ブルーナ絵本との「まちがい探し」ならぬ、「おなじところ探し」をするような旅でした。

オランダの景色や暮らしが、ブルーナさんの手にかかると、シンプルに、よりあたたかく。
少しだけ、ブルーナさんの創作の秘密に近づけた気がしました。

さて、最後に、このみみよりブログでも何度かご紹介したことのある、ブルーナさんの言葉を。

「人はだれも、子どもの頃の素晴らしい思い出をスーツケースにしまい込み、人生という旅を続けています」

ミッフィーからの贈り物 （講談社）

今回のオランダへの旅で、私のスーツケースにも大切な思い出がまたひとつ。
これから先も、心のスーツケースは、重量制限を気にせず、思い出でパンパンにしたいものです。

ちょっとさみしいのですが【ミッフィーとオランダの旅】のお話はこれでおしまい。
当サイトのプレゼントに応募いただく際、ブログの感想を書いてくださる方がたくさんいらっしゃるのですが
「オランダに行きたくなりました」
「なかなか行けないけれど、オランダに行った気分になれました」
といったお声をいくつもいただきました。
今回の旅での発見や喜びを、みなさんと分かちあえたのであれば本当にうれしいことです。

お付き合いいただき、どうもありがとうございました！
今後のみみよりブログも、どうぞお楽しみに。

アイ

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【ミッフィーとオランダの旅】
第1話 花咲くキューケンホフ公園
第2話 アムステルダムのいろどり
第3話 ユトレヒトでミュージアムを巡る
第4話　ユトレヒトの街に残る足あと
最終話　旅の余韻

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