きょうは、うれしい日
日記一年に一度の、心おどる日がやってきました。
みんなでお祝いできる特別な日。
ミッフィー、お誕生日おめでとう!
今日6月21日は、ミッフィーのお誕生日です。
今日は朝いちばんに、オフィスの入口にいるミッフィーに、小さな声で「お誕生日おめでとう」と声をかけました。ほんとうは大きな声で言いたかったけれど。
みなさんのおうちのミッフィーたちも、おめでとうの言葉をかけられているでしょうか。
ちょっと恥ずかしいなという方も、ぜひSNSでは、大きな声で「おめでとう!」と言ってくださいね。
今年も、Twitter、Instagramでは「 #ミッフィー誕生日2023 」を付けたお祝いメッセージを募っています。
みんなでお祝いしましょうね。
ミッフィーにバースデーメッセージを送ろう 2023
https://www.dickbruna.jp/news/202306/10593.html
さて、今日はミッフィーのお誕生日なので、
ミッフィーにまつわる、よく聞かれる疑問や質問にお答えしていきたいと思います。
知っているよという方も、よろしかったらお付き合いくださいね。
どうして6月21日がお誕生日なの?
1955年の今日、ミッフィーの最初の絵本『nijntje(ちいさなうさこちゃん)』と『nijntje in de dierentuin(うさこちゃんとどうぶつえん)』(初版)の2冊がオランダで出版されたのでした。
当時は、こんなお顔をしていたんですね。
よく知っているミッフィーとはちょっとちがうけれど、生まれたばかりのミッフィーも魅力的。
名前は「ミッフィー」なの?「うさこちゃん」なの?
このうさぎの女の子は、「ミッフィー」でもあり、「うさこちゃん」でもあり、「nijntje ナインチェ」でもあります。
作者のブルーナさんは、このうさぎの子に「nijntje(ナインチェ)」という名前を付けました。
「うさぎ」を意味するオランダ語「konijn」に
ちいさい、かわいらしいといったニュアンスの「-tje」をつけて。
今でもオランダでは「nijntje(ナインチェ)」と呼ばれ、親しまれています。
「nijntje(ナインチェ)」の絵本はその後翻訳出版され、英語訳されたときに「miffy ミッフィー」、日本語訳では「うさこちゃん」と名付けられました。
いろいろな呼び名があるのは、世界のいろいろな国や言語で親しまれているから、と言えるかもしれませんね。
お顔にあるバッテンは何?
ミッフィーのお顔のバッテンは、鼻と口。
ブルーナさんは、うさぎの顔をシンプルに表現するために、うさぎの鼻と口の部分をバッテンで表したのでした。
過去のブログでも詳しくご紹介しています。
ミッフィーのお顔にあるバッテンは?
https://www.dickbruna.jp/blog/201303/1620.html
ミッフィーは1955年生まれということは、68才なの?
今日お誕生日を迎えたミッフィーですが、年を重ねることはありません。
絵本のお話によって、あるときは2才くらいであったり、4才くらいであったり。絵本を楽しんでくれるお友だちと同じくらいの年齢で描かれています。
ミッフィーは、永遠の子どもなのです。
さあて。
今年も、今日の日のSNSは、みなさんからのお祝いメッセージでいっぱい。
「 #ミッフィー誕生日2023 」をたどって、ひとつひとつ大切に拝見しては、あたたかい気持ちになっています。
ミッフィーが愛されていてうれしい気持ち。
お誕生日のこの日ならではの、しあわせにひたっています。
「きょうは あたしの うれしいひ」。
絵本『うさこちゃんのたんじょうび』の中で、ミッフィー(うさこちゃん)は、そういいました。
『うさこちゃんのたんじょうび』(ディック・ブルーナ文/絵 石井桃子訳 福音館書店)
みなさんと一緒にお祝いできるお誕生日。
ミッフィーのうれしい日が、ミッフィーを愛するみなさんにとっても、うれしい一日でありますように。
大きな声でもういちど。
お誕生日おめでとう、ミッフィー!
アイ