【ミッフィーとオランダの旅】第2話 アムステルダムのいろどり
オランダ情報
【ミッフィーとオランダの旅】
第1話 花咲くキューケンホフ公園
第2話 アムステルダムのいろどり
第3話 ユトレヒトでミュージアムを巡る
第4話 ユトレヒトの街に残る足あと
最終話 旅の余韻
【ミッフィーとオランダの旅】第1話 花咲くキューケンホフ公園に続き、今日はオランダの首都アムステルダム編をお送りします。
アムステルダムは運河の街。街を無数に走る運河沿いには歴史ある建物が並び、美しい絵画のような風景が続きます。
アムステルダム国立美術館(ライクスミュージアム)
さあ、今日はアムステルダム国立美術館(ライクスミュージアム)へ。
レンブラントの「夜警」やフェルメール「牛乳を注ぐ女」などの名画を所蔵していることで有名です。
アムステルダム国立美術館
https://www.rijksmuseum.nl/ja/visit
2015年には、この国立美術館でブルーナの展覧会が開かれたことも。
ブルーナ作品やミッフィーは、オランダの人々にとって身近な存在であると同時に、国立美術館に展示されるような芸術作品でもあるのですね。
2015年の展覧会については、こちらのブログをご覧くださいね。
https://www.dickbruna.jp/blog/201510/3499.html
私たちが訪れた時には、フェルメール展が開催されていました。貴重なフェルメール作品がたくさん集まっているとあって、会場は大賑わい。
牛乳注いで、手紙書いて、手紙読んで。
貴重なフェルメール作品の数々を堪能いたしました。
ヨハネス・フェルメール 牛乳を注ぐ女 アムステルダム国立美術館蔵
時代も作風も違いますが、フェルメールとブルーナは同じオランダの芸術家どうし。
ライクスミュージアムのショップでは、コラボレーション絵本やグッズを、みなさんお求めになっていました。
もちろん私も。いっしょに日本に帰ろうね。
ミュージアムのお庭では、ミッフィーがピースしていました。
PEACE。
de winkel van nijntje ナインチェ・ショップ
アムステルダムに来たなら「de winkel van nijntje」ナインチェ・ショップ、ミッフィーのお店にも足をのばしていただいて。
アムステルダムの中心街からはちょっと離れた、ホテルオークラ・アムステルダムの近くにあります。
de winkel van nijntje
Scheldestraat 61
1078 GH Amsterdam
Netherlands
しあわせの黄色いウィンドウにくぎ付け。
ぬいぐるみ、おもちゃ、ベビー用品などが並ぶかわいいお店です。
どれもこれも、日本に連れて帰りたいけれど
私たち旅人には、荷物の重量制限がありますゆえ。
重さとお財布と相談しつつのお買い物です。
あ、レシートもかわいい。これは捨てられない。
やあ、お買い物楽しかったねと、ショップの外で足もとをみるとこんなタイルが。
危ないから、歩道を歩こうね。
ブルーナさんは子どもたちの交通安全のためにこんな絵本を描いていましたものね。
オランダでは、自動車に加えて、自転車もびゅんびゅん走っていて、ひやっとすることもしばしば。
どうぞ、交通安全には気を付けて。
『stoeprand...stop!』まがりかどではとまろう!(仮・日本語未訳)
おまけ・オランダオフィス
ちなみに、わたしたちのオランダ本社もアムステルダムにございまして。
ライクスミュージアムにほど近い、歴史ある建物が集まる一角。
春の日差しがふりそそぐお庭には、静かに桜が咲いていました。
お庭でクッキーとフルーツジュースをいただきました。
なんてうらやましい環境。
オフィス前の歩道にも、ブルーナさんのイラストのタイルを見つけましたよ。
曲がり角では止まろうね。うん、止まろうね。
オランダの色彩
アムステルダムの街を歩いていると、あちらこちらでお花を見かけます。
お花屋さんには、いきいきとしたチューリップがお手頃なお値段で売られていてうらやましい限り。オランダの人々の生活には、お花がかかせないのでしょうね。
街中の市場には、お花だけでなく、果物、野菜、チーズにお魚。あざやかな色でいっぱい。色彩あふれるオランダのご家庭に思いをはせるのでした。
そうそう、色といえば、
私たちがオランダを訪れた数日後にはオランダ国王のお誕生日「キンズグズデー」が控えており、
雑貨屋さんにはオレンジ一色のコーナーが。
国王のお誕生日には、オランダを象徴する色、オレンジ色のグッズを身に着けてみんなでお祝いするんですって。
街中には、すでにオレンジの飾りつけがされた場所もありました。
ミッフィーが女王さまになるのを夢見る絵本もありましたね。
なるほど、オランダの人々にとって、王室は身近な存在のようです。
『うさこちゃんはじょおうさま』ディック・ブルーナ文/絵、松岡享子訳 福音館書店
今日もまたずいぶんと長くなってしまいました。
まだまだ、オランダのことお話ししてもいいですか?
次回はいよいよ、ブルーナさんのふるさとへ。
ユトレヒト編に、つづきます。
アイ
【ミッフィーとオランダの旅】
第1話 花咲くキューケンホフ公園
第2話 アムステルダムのいろどり
第3話 ユトレヒトでミュージアムを巡る
第4話 ユトレヒトの街に残る足あと
最終話 旅の余韻