いつもポケットにブラック・ベアを
グッズ真っ黒なボディに赤い瞳のクマといえば、そう。
ブラック・ベア。
ブルーナさんは父親の経営する出版社でデザイナーとして、ペーパーバック(文庫本)のデザインを手掛けていました。
そのペーパーバックシリーズの宣伝用ポスターとして描かれたのが、この愛らしい黒いクマさんです。
ブルーナさんはブラック・ベアのポスターを年に数枚ずつ、15年に渡って書き続けました。
日本では “ディック・ブルーナ=ミッフィー” のイメージが強いですが、母国オランダではブルーナさんといえばブラック・ベアを思い出す方も多いそうですよ。
そんなブラック・ベア待望のステーショナリーグッズが先週11/1よりTSUTAYAに登場しています!
きょうは商品をいくつかご紹介しますね。
ミッフィーでも大人気の耳ノックボールペンに、ブラック・ベアが登場しました!
ペンの上部は、首にリボンを巻いた上目遣いのキュートなお顔と、本を読みふける好奇心旺盛なお顔の2種類。
ボディのイラストやカラーもすべて違うので、どれを買おうか迷ってしまいますね。
フィルム付箋は、使いやすい透け感のある素材。
私は、ブックマーカーとして使っています。
本が大好きなブラック・ベアと一緒に本を読んでいるような感覚になれますよ。
付箋にちょっとした感想を書いてみてもよいかもしれませんね。
こちらは、ポケットが分かれていて便利なA5クリアホルダー(3ポケット)と、同じサイズのリングノート。
リングノートは5mmの方眼ノート。中面はどのノートでも共通です。
私の一番のおすすめは、文庫本サイズのブックカバー!
本のポスターだけあって、ブラック・ベアとブックカバーは相性ぴったりです。
カフェで向かいの席の人がさっとこのブックカバーを取り出したら、思わず見とれてしまいそう。
裏面には、ブルーナさんとペーパーバックシリーズの紹介も。
このブックカバー、デザインもさることながら機能性も抜群です。
アメリカのデュポン社が開発したTYVEK(タイベック)というポリエチレンファイバーで作られていて、軽く、破れにくく、耐水性があるのが特徴。
ブルーナさんはブラック・ベアを描くとき、紙をやぶったときの繊維を生かしてクマの毛並みのように見せる、ちぎり絵の技法を使うこともありました。
そのちぎり絵の繊細さもしっかりと感じられる、やさしくてしなやかな風合いの素材です。
ブックカバーとA5リングノートには、ブルーナさんが手がけたペーパーバックの表紙イラストを使用したアイテムも登場しています。
ブルーナさんは、テキストにすべて目を通してから表紙を考えていました。それは年間150冊にのぼるときもあったそうです。
そのときのブルーナさんも、ブラック・ベアと同じように本の読みすぎで目が赤かったのかもしれませんね。
左のイラストは、『遠くから来た男』(ハファンク)より。ペーパーバックのなかでも出版社を代表する探偵小説「シャドー」シリーズの中のひとつです。
右は『2つのケースの謎』(ハファンク)より。男性たちの歩くテンポまで伝わってくるような気がします。
左は『お笑い千一夜物語』(マウリッツ・デッカー)より。2人はいったいどんな楽しいお話をしているんでしょうね。
右のリングノートは、ペーパーバックの表紙を並べたデザインです。
今回のアイテムは、「TSUTAYA」や「蔦屋書店」「TSUTAYA BOOKSTORE」などで発売中。
取り扱い店舗は、こちらからご確認くださいね。
オンラインショップもございます。
最後に、ブルーナさんの言葉をひとつご紹介して終わりにしますね。
「シンプルな形、そして明快な色、どこか親しみがもてるキャラクター性。
これこそが、ぼくが求めていた「自分のスタイル」というものだったのです。」
『ミッフィーからの贈り物』(講談社)より
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「BLACK BEAR ブラック・ベア」TSUTAYA オリジナルアイテム
発売日:2019年11月1日(金)
発売元:株式会社ケイ・コーポレイション
お問い合わせ:TSUTAYA
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ほい