夏の伊丹で「シンプルの正体」に迫る
イベント情報このところ、毎週末思うこと。
でかけたい。けど暑い。でもやっぱり、でかけたい。
堂々めぐりのそんなこんなで、あっというまに休日の午前中が過ぎてゆきます。
今週末は、涼しい美術館で、ゆっくりすごすのはいかがでしょう。
伊丹市立美術館・伊丹市立工芸センターでは「シンプルの正体」展が開催中。
伊丹での開催は、早いもので今週末7月29日(日)までとなりました。終わっちゃいます。さみしい。
シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン展 兵庫会場
会場:伊丹市立美術館・伊丹市立工芸センター
会期:2018年6月16日(土)~7月29日(日)
http://bruna-design.jp/
http://artmuseum-itami.jp/
*兵庫会場の後は横浜へ巡回します。
ミッフィーの作者としておなじみの、ディック・ブルーナさん。実は、グラフィックデザイナーとしてもたくさんの作品を残しています。デザインワークにも、絵本にも共通する「シンプル」の魅力を、たっぷりとお楽しみいただける「シンプルの正体」展です。
まず圧倒されるのが、この「おしゃべりな色」の壁。そして大きな「ブラック・ベア」のポスター。
ブルーナさんがこんなデザインをしていたこと、ご存知でしたでしょうか。1950年代から制作されたデザインワークたち。2018年の今見ても新鮮でかっこういい。
ブルーナさんが表紙のデザインを手がけたペーパーバックもたっぷりと。
壁紙の模様も近くでみてみてくださいね。
そしてもちろん、絵本のお仕事も紹介されています。
絵本の中で見ていたイラストレーションも、こうしてみるとまた新たな魅力を発見できます。
ここ伊丹での会期中に、ミッフィーは6月21日のお誕生日を迎えました。
会場には、ミッフィーにメッセージを寄せられるコーナーが。
最初はまっしろだった壁に、
おめでとうのメッセージがどんどん増えて、
おめでとうの声でいっぱい、とってもにぎやか。
みなさんも、おめでとう、だいすき、の気持ち、伝えてみてくださいね。
ブルーナさんのシンプルな、あたたかな作品世界に包まれて、暑さを忘れる心おだやかなひととき。
来たときよりも、ちょっと優しい気持ちになっている帰り道です。
さて、どこかでアイス食べてこうっと。
アイ