6月21日 きょうはミッフィーのお誕生日
日記今日、6月21日はミッフィーのお誕生日です。
みなさんから寄せられている、ミッフィーへのバースデーメッセージをひとつひとつ大切に拝見しています。
こんなにたくさんのみなさんに愛されて。自分のことのようにうれしくって涙が出そうです。
さて、なぜ今日がお誕生日なのかというと。
1955年の今日、ミッフィーの最初の絵本『nijntje(ちいさなうさこちゃん)』と『nijntje in de dierentuin(うさこちゃんとどうぶつえん)』(初版)の2冊がオランダで出版されたのでした。
最初は、こんなお顔していたのね。
ミッフィーの生みの親、ディック・ブルーナさんは、約60年にわたる創作活動の中で、30作以上のミッフィーの絵本を描きました。
こちらは絵本の一部。
絵本の中でミッフィー(うさこちゃん)はいろいろな経験をしてきました。
(「うさこちゃん」の絵本はすべて福音館書店刊)
家族で動物園や美術館に行ったり、
赤ちゃんがうまれておねえさんになったり。
耳のかたちや肌の色が、自分とはちがうお友だちに出会ったり。
病気になって入院したこともありますし、
お店のキャラメルをとってしまって胸を痛めたことも。
大好きなおばあちゃんとの、悲しいお別れもありました。
でも、だいじょうぶ。
ブルーナさんの絵本は、かならずハッピーエンド。
最後にはあたたかい気持ちになって、絵本を閉じるのです。
ミッフィーのこと、ブルーナさんはこんな風に語っていました。
「ミッフィーは、ただかわいくて面白いだけでなく
子どもたちを心から幸せにさせる、
本当の友だちでなければいけません」
楽しいことばかりではなく、ときには涙を流すミッフィーだから、
そっと寄り添ってくれているように感じるのかもしれませんね。
もし心細くなったら。ミッフィーをぎゅっとしたり、ミッフィーの絵本を開いてみてくださいね。
ミッフィーは、いつでも、いつまでも、わたしたちの「本当の友だち」です。
お誕生日おめでとう、ミッフィー!
アイ
*ブルーナさんの言葉は「どうぶつのくにvol.22」インタビューより。