みみよりブログ

ひとつぶのなみだ と ひとつの行動

日記

こんにちは。

ミッフィー情報サイトのTOP画面に現れる、涙を流すひとりの男の子。

2016_レッドカード_情報サイト
このイラストは、オランダFNV(オランダ労働組合連盟)の「stop child labour」のポスターのためにブルーナさんが描いたものです。

きょう、6月12日は国際労働機関(ILO)が定めた「児童労働世界反対デー」。

学校に通えずに働かされたり、危険・有害な労働を強いられている子どもは、全世界に1億6800万人いると言われています。

児童労働の廃絶を目指す「ストップ!児童労働キャンペーン2016」はブルーナさんのイラストを起用。
2016_レッドカード裏
キャンペーンは現状をひとりでも多くの人に知ってもらい、問題解決へ向けて行動する人・組織を増やすこと、日本政府の児童労働撤廃に向けた取り組みを、強化・促進することを目的としています。

こちらは、「みんなで児童労働をなくそう」という意思を示すレッドカード。
2016_レッドカード

わたしたちも、意思表示のレッドカードを掲げてみました。
DBJ_2016レッドカード

「児童労働反対のために行動したいけれど何をすればいいか分からない」という方。
キャンペーンサイトでレッドカードをダウンロードし、撮った写真と一緒に自分ができる取り組みを宣言し、#STOPCLまたは#nochildlabourのハッシュタグをつけてSNSでシェアをすることで参加できます。

http://stopchildlabour.jp/2016/redcard/

キャンペーンは7月7日(木)まで。興味のある方はぜひアクセスしてみてください。


最後に、イラストにちなんだブルーナさんの言葉を。

涙を描くとき、はじめは3粒か4粒の涙を描きます。
それから1粒のぞき、翌日もう1粒のぞき、たった1粒だけが残ります。
それがもっとも悲しみを表現していると思うのです。
*『ディック・ブルーナ 夢を描き続ける力』(KADOKAWA)より


ひとつぶのなみだに込められた深い悲しみを、世界から無くすために何ができるのか。
きょう1日、じっくり考えてみてはいかがでしょうか?

zomer