さる さる さる
日記こんにちは。
あたらしい年を迎え幾日、東京に初雪がふりました。
道にも手足の先にもつめたい空気が浸み渡ります。
さて、ことしの干支は「さる」ですが、
さると聞いて、みなさんはどんなさるを思い浮かべますか?
背中をまあるくした、真っ赤なお顔のおさるさんでしょうか。
絵本「こねこのねる」(福音館書店)に出てきたのは、
目のヨコから飛び出たお耳。鼻には大きい黄色のマスク。
ちょっぴり、ひょうきんなおさるさんでした。
絵本「さーかす」(福音館書店)に出てきたおさるさんは、
手足を上手に使って、自転車をすいすいこぎます。
まっしろのお顔でにっこり、とくいがお。
どうぶつが出てくるオランダの慣用句を紹介した絵本
「ezels-oor (ロバのみみ)」(日本語版未刊)にもさるが登場しています。
“悪い言葉を使ったり、あそび道具を片付けなかったり、
いつもいたずらっ子なひとは「子ザル」。” (参考訳:ディック・ブルーナ展 図録より)
と言うのだそう。
こどものさるはこんなふうに、
茶色一色の毛でおおわれているのかな。
動物園に何度も行って、動物たちをスケッチしたブルーナさんですから、
どのさるにもきっと、それぞれなまえが付いているのでしょうね。
みなさんも動物園に行ったら、色々なさるを探してみてください。
もしかしたら、絵本にそっくりなおさるさんに出会えるかもしれませんよ。
ミッフィーもおとうさんと一緒に動物園に行ったことがあります。
絵本「うさこちゃんと どうぶつえん」(福音館書店)の中で、
うさこちゃんが見たのは、こんなおさるさんでした。
さると言えば、やっぱりこんな長い手足をもつ軽業師。
身軽に木の枝や石の山を跳ねる姿が印象的ですよね。
早いことにもう1月も半ば、ちいさなつまずきも軽やかにかわして、
おさるのように軽快な一年を過ごせますように。
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おや、おやおや、部屋のすみでさかだちの特訓中。
この子はだれかな?
このお話は、また今度にしておきます。
*ぬいぐるみ miffy styleオリジナル「ピエロミッフィー」
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