ミッフィーと福岡のうみ
イベント情報こんにちは。
さて、昨年末、福岡でのこと。
「ミッフィー展」の開催されている福岡三越にて、
朝日新聞社の森本俊司さんと陶芸家の鹿児島睦さんによるトークショーが開催されました。
誰よりも数多くブルーナさんにインタビューを重ねてきた森本さんは、
ブルーナさんの人となりについてもお話をしてくれました。
ブルーナさんのおうちのことも、ちょっと教えてくれました。
ブルーナさんらしい、かわいいおうちなんだそうですよ。
ミッフィーのおうちみたいなのかな。
それから、ブルーナさんのシンプルなデザインに深く共鳴し、
ミッフィー・アートパレードにも参加した鹿児島さん。
下の写真の正面が、鹿児島さんの作品です。
ミッフィーの白にこだわって、何層も塗り重ねたんです、というお話もしてくれました。
お話を聞いてから作品をみると、また一段と愛おしく感じます。
鹿児島さんは福岡出身なのですが、
なんと鹿児島さんのお父さまがVTR出演し、
絵本『うさこちゃんとうみ』を博多弁で朗読してくれました。
博多弁で読まれるお話は、民話のようなあたたかい調べ。
『うさこちゃんとうみ』が、むかーしむかしの、福岡の海べでのできごと
…のように聞こえます。
ブルーナの絵本には、けして特別な出来事ではない、
日常的な、普遍的なストーリーが描かれています。
日本からは遠い国であるオランダで生まれた物語ですが、
普遍的だからこそ、だれもが身近なお話に感じられるのでしょうね。
「お父さん、ブルーナカラーのようなセーターを着てくれています」と話す鹿児島さん。
そういう鹿児島さんも、ブルーナカラーのような、いい色のセーターをお召しです。
鹿児島さんのお父さまは、博多弁で朗読してくれましたが、
オランダには、地方の言葉で書かれたミッフィーの絵本があるんですよ。
左が通常のオランダ語版、右はオランダ、ユトレヒトの言語版です。
本の売り場にもこのとおり。
丸いシールのついた、さまざまな地方言語版も並んでいます。
日本に置き換えると、「うさこちゃん」の絵本が
大阪弁や津軽弁で刷られている…といったところでしょうか?
ちょっと読んでみたい。
さて、「誕生60周年記念 ミッフィー展」は、1月11日(月・祝)まで
福岡三越で開催されています。
https://www.dickbruna.jp/news/201511/3582.html
連日たくさんの方にお越しいただいています。ありがとうございます。
1月8日、9日には
「ミッフィー・ミニ・アートパレード 自分だけのミッフィーを作ろう!」も開催されます。
ぜひお越しくださいね。
*詳細はこちらをご確認ください。
http://www.miffy60-exhibition.jp/misawahome/
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■ 誕生60周年記念 ミッフィー展 福岡三越会場
□ 会場:福岡三越9階「三越ギャラリー」
□ 会期:2015年12月29日(火)~2016年1月11日(月・祝)
□ 開場時間:午前10時~午後8時
□ 入場料:大人800円、大学・高校生500円、中学生以下無料
*ミッフィー展ホームページ
http://www.miffy60-exhibition.jp/
*「ミッフィー広場」では、「ミッフィー展、ミッフィーとわたし」
というテーマで、皆さまからの投稿を受付中です。
ミッフィー展に行った方の感想はもちろん、これから行く予定の方、
行かれない方もぜひミッフィー展への想いもお寄せください。
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アイ