あしたは、ディック・ブルーナさんのおたんじょうび。
日記
ぽっちゃりぼうやのこのこは、「ディック、ディッキー」と呼ばれていました。
ふとっちょを意味する言葉からきた愛称です。
でもね、この「ディック」と呼ばれる響きがとっても好きだったのです。
若いころに描いたスケッチブックの絵の中には「DICK」のサインをみつけることができます。
こうしてそののち、「Dick Bruna 」という名のもとに、たくさんの絵本が生まれることとなりました。
ほんとうの名は、ヘンドリック・マフダレヌス・ブルーナ。
1927年8月23日、オランダ中部の町、ユトレヒトに生まれました。
そうあしたは、ミッフィーのおとうさん、ディック・ブルーナさんのお誕生日です。
ブルーナさん、”happy Birthday!! しあわせいっぱいの一日でありますように”
『ディック・ブルーナ ぼくのこと、ミッフィーのこと』(講談社)に、こんなブルーナさんのことばがありました。
「ミッフィーが悲しいときには悲しい気持ちに共感しながら描いているし、うれしいときはうれしい気持ちで描きます」
ふたりが並んだページを見ていたら、あたたかい気持ちになりました。
ミッフィーとブルーナさん、とっても似ていますね。
*書籍 dick bruna (2006 Waanders Publishers :ISBN 90-400-8342-8)
n