みみよりブログ

ナインチェのおはなし

日記

ある夏の日の、海辺での休暇。
ブルーナさんは、ちいさな息子さんにお話ししました。

“両親と幸福に暮らすフワフワと白い毛の小さな子うさぎ。
そのうさちゃんがいろいろな体験をするお話しです。”

“語りながら、ぼく自身がとても心地よいものにつつまれていきました。
~(中略)
両親や祖父に愛されてすごした幼い日の
あのぬくぬくとした幸福感がひきだされたのかもしれません。”

 うさこちゃんとうみ
あぁ、そうか。
うさこちゃんの絵本の魅力は、そのしあわせな世界だったんだ。

 

“絵本を描くというのは記憶をさかのぼる旅のようなものです。”
と、ブルーナさんは云います。

 

ディック・ブルーナを知る本
・「ディック・ブルーナのすべて」(講談社)
・「ディック・ブルーナ ぼくのこと、ミッフィーのこと」(講談社)
・「ディック・ブルーナのデザイン」とんぼの本(新潮社
・「ディック・ブルーナさんの絵本のつくりかた」(美術出版社

☆最新インタビュー
 美術手帖「特集 ディック・ブルーナの謎 ~ ミッフィー誕生から55年」
 2010/03/17発売号 (美術出版社)

 そして只今巡回中の「ゴーゴー・ミッフィー展」もね。


上記の引用は2005年に出版された
「ディック・ブルーナ ぼくのこと、ミッフィーのこと」(講談社)より。